about
History
1839年に写真技術が発表された後にいくつかの少人数の写真愛好家の会は存在しました。
1851年の5月からロンドンで開催されて、大人気を博した一大イベント「第一回万国博覧会」に 写真やカメラ、レンズが展示されて来場者の興味を釘づけにしました。
そんな中で正式な写真協会設立の機運が高まり、1853にロンドン写真協会が発足しました。
1894年にはヴィクトリア女王とアルバート公が写真協会のパトロン(後援者)に就任して、Royal Photographic Societyと「ロイヤル」の冠がつきました。
エリザベス女王は1952年から2019年まで67年間の長きにわたってパトロンを務められ、現在はプリンセス・オブ・ウェールズ キャサリン妃が当協会のパトロンに就いています。
写真の黎明期に設立されたRPSは現在、世界をリードする写真家のコミュニティへと発展を遂げました。2003年には創立150周年を記念して日本の細江英公氏に特別勲章を授与しました。
2019年からはBristol「ブリストル」にギャラリーやライブラリーなど最新の設備がある本部があります。
Our Vision
誰もが写真の理論と実践について着想や能力、教育を得られる世界を目指します。
Our Mission
子どもから大人まで、そして背景を異にするあらゆる人々に写真を通じ、着想と創造性、そしてつながりを届けることが私たちのミッションです。“inspire create and connect”「着想、創造、つながり」という言葉は、私たちの戦略の三本柱を表しています。
Our Aims
私たちのプログラムの根底には、それぞれ次のねらいがあります。
私たちRPSは、民族や性的指向、年齢その他、アイデンティティや背景、置かれた状況のいかなる側面にも関係なく、多様性を受け入れて誰もが写真を楽しめるようにします。
またRPSは、地球が気候緊急事態に陥っていることを認識しています。私たちは「環境・社会諮問委員会」を設置して環境と社会に対する責任を果たします。
会員が積極的に参加することによって、組織が活性化して財務基盤の持続が可能になり、私たちの活動を拡大できる新たな機会が生まれることでしょう。
会員制組織である私たちにとって、積極的な会員の関与は欠かせません。
認知の向上の為には全世界でRPSのコミュニティを体現する数千人の写真家は最大の力です。同時に「写真家」を名乗っているかどうかに関係なく、私たちはあらゆる写真愛好家をサポートしたいと考えています。
Distinctions
英国王立写真協会のディスティンクションは世界で最も権威のある称号の1つとして認識されています。
会員は写真の技量審査をパスすれば、下記の3段階のレベルの称号を得る事が出来ます。これらの称号を持つ会員は国際的に写真の熟練者として認められます。
LICENTIATE(LRPS)
アプローチと技術に多様性を示さなければなりませんが、必ずしも主題に多様性を示す必要はありません。要求は厳しいですが、ほとんどの熱心な写真家にとっては達成が可能です。
ASSOCIATE(ARPS)
被写体に対して適切な写真撮影技術と高度なテクニックを使った一連の作品が必要です。
FELLOWSHIP(FRPS)
最高のレベルのディスティンクションです。
独特かつまとまりのある一連の作品で評価されます。
The Royal Coat of Arms
RPSの紋章は1994年2月10日、エリザベス女王により公式証書授与されたものです。
ラテン語で書かれたモットー「すべての生命を感じる」は観て撮る写真の本質を表しています。また盾を持つ両脇のライオンの胸には、最初のパトロンであるヴィクトリア女王のVとアルバート公のAがあります。
Activities
英国王立写真協会 日本支部(RPSJ)は世界各国にある海外支部の一つとして、1996年9月に有志により設立されました。
毎年都内、下関、長崎で写真展を開催して会員は一人2枚ずつテーマに沿った作品を発表しています。また撮影会やプロの写真家の話を聞いたりする親睦会も開催しております。2019年4月1日より一般社団法人として登記し、今後は写真技術の向上と発展の為に会員相互及び海外支部との交流を活発にしていきます。
Our Information
名称 | 一般社団法人 英国王立写真協会日本支部 |
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所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋3-2-14 新槇町ビル別館第一 2階 |
電話番号 | 03-5050-4221 |
役員 |
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Reception
英国王立写真協会へご入会の方へ、詳細な内容をご案内しております。